WiFiコミュニティーのFON、国内アクセスポイントが1万カ所突破

FONの国内アクセスポイントが1万カ所を突破した。開始4カ月で国内の大手サービスに匹敵する規模に成長した。

» 2007年04月11日 19時43分 公開
[ITmedia]

 フォン・ジャパンは4月11日、同社会員「Fonero」(フォネロ)が提供する国内のアクセスポイント(AP)が1万カ所を突破したことを明らかにした。国別の規模では、独、米についで3番目となる。

 フォン・ジャパンは、2006年12月から日本でのサービスを開始し、3月30日にAPが1万カ所を突破。4月8日現在で1万691カ所に拡大している。設置場所の多くは東京都内や大阪府、愛知県などで大都市部に集中しているが、地方での設置も拡大しつつあるという。

 FONサービスは、英FON WIRELESSが販売する無線LANルータ「La Fonera」(ラ・フォネラ)を購入したFoneroが、La Foneraを自宅などに設置してAPとして公開する仕組みだ。Foneroは、自らのインターネット接続環境をAPとして提供する代わりに、他のFoneroが提供するAPを利用できる。

 フォン・ジャパンは2007年12月末までに、さらに7万5000カ所へのAPの拡大を目指すという。

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