Office文書をPDFファイル/XPSファイルとして保存するOffice Tips

Office Tips:Word 2007、Excel 2007、PowerPoint 2007には、作成した文書をPDF/XPSファイルとして保存する機能が用意されている。

» 2007年04月29日 09時00分 公開
[井上健語(ジャムハウス),ITmedia]

 Word 2007、Excel 2007、PowerPoint 2007には、作成したドキュメントやブック、プレゼン資料をPDF/XPSファイルとして保存する機能が用意されている。PDFはPortable Document File Formatの略でアドビが開発した電子文書のフォーマット。一方のXPSは、XML Paper Specificationの略でマイクロソフト版の電子文書フォーマットだ。

 ただし、この機能は最初から用意されているわけではない。マイクロソフトのWebサイトからアドインプログラムをダウンロードし、インストールする必要がある。

 ダウンロードとインストールが完了すると、[Office]ボタン→[名前を付けて保存]を選択したとき、サブメニューに[PDFまたはXPS]コマンドが表示される。また、[名前を付けて保存]ダイアログボックスの[ファイルの種類]で「PDF(*.pdf)」「XPS文書(*.xps)」を選択できるようになる。

 なお、アドインのインストールによってPDF/XPS保存が可能になるのは、次の8つのアプリケーションだ。

  • Microsoft Office Access 2007
  • Microsoft Office Excel 2007
  • Microsoft Office InfoPath 2007
  • Microsoft Office OneNote 2007
  • Microsoft Office PowerPoint 2007
  • Microsoft Office Publisher 2007
  • Microsoft Office Visio 2007
  • Microsoft Office Word 2007
PDF/XPSアドインのダウンロードページ。ダウンロード時には、正規のOfficeかどうかがチェックされる
インストールすると、[Office]ボタン→[名前を付けて保存]を選択したとき、サブメニューに[PDFまたはXPS]コマンドが表示される

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