ゴールデンウィークのさなかですが、通常どおりオフィスでがんばっている方も多いことでしょう。連休なんて何のその!で仕事に向き合うあなたに、業務をラクにするちょっとしたコツを教えます。
コネクターを設定しよう
CA Identity Manager でID(CA IDM)を管理するシステムを増やしたいのですが、エージェントの開発などの工程が必要ですか。(対象製品:CA Identitiy Manager)
多くの場合は設定変更だけで追加できます。管理対象がLDAPディレクトリやOracleなどのデータベース、CA製品などの場合はコネクタをCA IDMにインストールするだけで管理が可能です。本番システムにエージェントをインストールする必要はありません(Windowsや商用UNIX、LinuxなどOSでユーザーを管理する際にはエージェントのインストールが必要です)。ここでは、例としてMicrosoft SQL Serverコネクタを導入します。
1.ODBCの設定を行います。「スタートメニュー」→「設定」→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「データソース(ODBC)」を選択します。
2.System DSNタブより「Add」ボタンをクリックし、「SQL Server」ドライバを選び設定します(画面1)。ここでは、設定内容は省略します。
3.CA IDMにMicrosoft SQL Serverオプションをインストールします。インストールCD よりSQLSetup.exe を起動し、eTrust Admin(CAIDM のプロビジョニングサーバ)の管理者IDとパスワードを入力すればインストールが完了します。
4.eTrust Admin Mangerからディレクトリを設定します。Namespaces タブ→「Object type:」より「MSSQL Directory」を選択し、「New」ボタンでディレクトリを登録します。「Name」にディレクトリ名を設定し、「ODBC DSN」ボタンにより2.で作成したDSN を指定します。「Authentication」に対象DBの管理者IDを設定します(画面2)
5.ディレクトリ内を走査して管理オブジェクトとしてeTrust Adminに登録します。4.で作成したディレクトリを右クリックし、「Explore/Correlate」を選択します。ポップアップ画面で「Exploredirectory for managed objects」をチェックし、「Start」ボタンをクリックします。
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