携帯電話向けミドルウェア開発のGemini Mobile TechnologiesがACCESS、アプリックス、野村證券から新規融資を獲得した。
携帯電話向けのミドルウェア開発の米Gemini Mobile Technologiesは5月29日、ACCESSおよびアプリックス、野村證券から総額500万ドルの新規融資を獲得したと発表した。
Gemini Mobile Technologiesは、メッセージングを中心としたコミュニケーションサービス向け製品の開発を行っており、3Dインタフェース「eXplo」がソフトバンクモバイルのSNSサービス「S!タウン」に採用されている。
同社は、これまでにも米Goldman Sachsから2000万ドルの融資を獲得しているほか、三菱UFJキャピタルからも融資を受けている。今回の国内3社の新規融資を受けて、三菱UFJキャピタルは追加融資を行うという。
これにより、Gemini Mobile TechnologiesはeXploプラットフォームの開発強化と事業拡張を行う。また、ACCESSおよびアプリックスはeXploプラットフォームを利用した事業展開について、Gemini Mobile Technologiesを協議を開始する予定だとしている。
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