日本エフ・セキュアは、VMware上でも動作するメッセージセキュリティ製品「F-Secureメッセージゲートウェイ」の販売を開始した。
日本エフ・セキュアは5月30日より、仮想OS「VMware」上でも動作するゲートウェイ型のスパム対策製品「F-Secureメッセージゲートウェイ」の販売を開始した。
F-Secureメッセージゲートウェイは、企業ゲートウェイ部分で電子メールの構造やコンテンツ属性を検査し、スパムやフィッシングメールをブロックするメッセージセキュリティ製品。スパムなどに分類されたメールは自動的に隔離することができる。Linuxに加え、仮想OSのVMware上でも動作することが最大の特徴だ。
IPアドレスレベルでSMTP接続をモニタリングし、疑わしい接続をブロックしたり抑制する「ダイナミックレピュテーション」機能も備えている。これにより、通常のフィルタリングでは対処が困難なディレクトリハーベスティング攻撃などをブロックすることができる。また、拡散の初期段階にあるウイルスについても、パターンファイルの作成を待つことなく保護することが可能という。
対応プラットフォームは、Linux版がRedHat AS/ES 3.0および4.0、VMware版はVMware Server 1.0.1およびVMware ESX Server 3.0.0/3.0.1。ライセンス価格は500ユーザー以下の場合で79万円(初年度保守料金込み)で、企業やISP、データセンター向けに、初年度で100ライセンスの販売を目指す。
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