エフ・セキュア、Linuxベースのウイルス対策製品を強化

日本エフ・セキュアは、大規模環境向けに機能を拡張したLinuxベースのウイルス対策製品「F-Secureアンチウイルス Linuxゲートウェイ Ver2.30」を発表。

» 2007年03月09日 13時24分 公開
[ITmedia]

 日本エフ・セキュアは3月8日、Linux上で動作するウイルス対策製品の新バージョン「F-Secureアンチウイルス Linuxゲートウェイ Ver2.30」をリリースした。

 F-Secureアンチウイルス Linuxゲートウェイは、ゲートウェイ型のウイルス対策ソフト。SMTP/POP3のほか、HTTP、FTPの各プロトコルに対応し、電子メールやWeb、ファイル転送を介して企業ネットワークに侵入を試みるウイルス/ワームをブロックする。また、スパム対策やアクセス制御などの機能もサポートしている。

 新バージョンでは、より大規模な環境での安定稼働を支援するため、過負荷時にエンジンプロセスを自動的に再起動したり、プロキシプロセス停止時に自動再起動する機能が加えられた。また、メールアドレス/ドメインごとに検査設定をカスタマイズできるオプションが追加されている。

 F-Secureアンチウイルス LinuxゲートウェイはほぼすべてのLinuxディストリビューションに対応しており、価格は50ユーザーで17万1000円から。

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