Segwayで観光──Segwayツアーのパートナー制度がスタート

日本SGIは、同社が販売している「Segway」について、Segwayを用いたガイドツアーを企画、主催する企業や団体を支援する「Segwayツアー・オフィシャル・パートナー制度」を設立した。第1号パートナーは「十勝千年の森」となっている。

» 2007年05月31日 17時40分 公開
[ITmedia]

 日本SGIは5月31日、同社が国内正規総販売代理店として法人向けに販売している立ち乗り式電動二輪車「Segway」について、Segwayを用いたガイドツアーを企画、主催する企業や団体を支援する「Segwayツアー・オフィシャル・パートナー制度」を設立した。同制度に基づく第1号のパートナーには、北海道日高山脈と十勝平野にまたがる約400ヘクタールの大地を運営する十勝毎日新聞グループの「十勝千年の森」が決定している。

 米国では、すでに米Segway社によるSegway Authorized Toursとしてフロリダ州にあるディズニーワールドやサンフランシスコの海岸線、豪シドニーのオリンピック公園など、世界で100以上のツアーが公認されている。

 今回日本SGIが発表したものは、Segway Authorized Toursの一環ではあるものの、日本の環境に合わせ、安全講習などを盛り込んだ認定条件を設けたもの。トレーナーの育成から運営や安全に関する情報の共有、広報活動、そして海外のSegwayツアーの視察などを支援する内容となっており、費用は個別見積もり。規定では、インストラクターの養成(有償)と登録が必要なほか、ツアーの構成や走行コースの提出、独自の安全対策マニュアルの提出、万が一事故が生じた際の報告義務など、かなり安全面に配慮したものが認定の条件となっている。

 なお、パートナーとなった場合、Segwayツアー・オフィシャル・パートナーのロゴだけでなく、Segway Authorized Toursのロゴを使用できる。

 第1号パートナーである「十勝千年の森」におけるツアーリポートはこちらのサイトから見ることができるが、講習時間を含め、約2時間のツアーの料金は8400円。徒歩と比べると、広大な草原や森の魅力を余すところなく体験できるような印象を受ける。こうした地域観光資源の活性化、いわゆる町おこしの施策としてのセグウェアの活用が期待される。

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