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Segwayが国内で正式販売 日本SGIが総代理店に

» 2006年10月20日 20時27分 公開
[ITmedia]

 日本SGIは10月20日、電動2輪車「Segway」の販売を始めた。米Segwayの国内正規総販売代理店となり、販売網とサポート体制を整備していく。販売価格は88万2500円(税別)。

 Segwayはジャイロセンサーによる自律制御機能を備え、体重移動だけで発進・停止が可能なのが特徴。世界で数万台の販売実績があるという。

 国内では道路交通法上、公道での走行ができない。このため日本SGIは、工場や倉庫、大学など広い敷地を持つ施設や、ショッピングモール、アミューズメントパークの移動手段などとして法人向けに販売していく。

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 販売するのは、米Segwayが8月に発表した新モデル「Segway PT」。ラインアップはインドア/アウトドア兼用の汎用モデル「i2」と、アウトドアに特化した「x2」の2モデル(関連記事参照)。i2はフル充電で24〜39キロの距離を走行できるという。

 価格は両モデルとも同じ。専用の「Segway保険」(6万7500円〜)も保険会社が提供する。

 日本SGIはロボット事業の一環としてSegwayビジネスを展開する。将来はロボット技術を応用した位置情報の表示や、音声・画像認識によるインタフェースといったIT技術を組み合わせていく。

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