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Segwayの新モデルは「より直感的」

» 2006年08月15日 06時50分 公開
[ITmedia]

 米Segwayは8月14日、同社の2輪車「Segway」の新バージョン「Segway PT」を発表した。インドア/アウトドア兼用の汎用モデル「i2」と、よりアウトドアに特化したモデル「x2」の2ライン。今回のバージョンアップは、操作性の向上とワイヤレス機能の充実がメインとなっている。

汎用モデルの「i2」(左)とアウトドアに特化した「x2」(右)

 新バージョンでは、同社の新技術「LeanSteer」を使用。旧バージョンの「Segway HT」ではハンドルと体重移動とで行っていた左右への方向転換が、LeanSteerにより体重移動だけで可能となり、操作がより直感的で簡単になったという。

 また、ワイヤレスコントローラ「InfoKey」を採用。ポケットに入る小ささのこのコントローラは、スイッチ、スピードメーター、バッテリーメーターなどのほか、セキュリティシステムにもなっている。セグウェイ本体に危害が加えられると、セグウェイの車輪がロックされてアラームがなる上、コントローラにもアラーム通知が送信される。

 汎用モデルのi2は、最高速度が時速12.5マイル、1回の充電での走行可能距離は24マイル。4995ドルで販売を開始した。x2は車輪のクリアランスが高く、砂利や泥などの上も走行可能なアウトドア仕様。最高速度はi2と同じ時速12.5マイルで、1回の充電での走行可能距離は12マイル。こちらは1台5495ドルで9月に発売される。また、年内には、通勤者用や警察用といった用途に応じた計6タイプのパッケージが販売開始となる予定。

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