ワイズは、Winnyの遮断も可能な中小規模企業向け統合セキュリティ製品「NetStealth NS-131j」の販売を開始した。
ワイズは6月18日より、中小規模企業を対象とした統合セキュリティ製品「NetStealth NS-131j」の販売を開始した。価格はオープンプライス。
NetStealth NS-131jは、アークンと台湾のLeadtime Technologyが開発したセキュリティ製品。ステートフルインスペクション型のファイアウォールとIPSec VPNに加え、DoS攻撃の緩和機能やURLブロッキング、IDS/IPS、アンチウイルスおよびアンチスパムといったコンテンツレベルのセキュリティ機能をひとまとめに提供する。最大スループットは290Mbpsで、最大30万セッションの同時接続をサポートする。
特徴は、ファイアウォール側でWinnyやBitTrrentといったP2P型ファイル共有ソフトウェアやインスタントメッセンジャーによる通信を検知、遮断できることだ。これにより、企業が望まない通信ソフトウェアによる情報漏えいを防止する。
また、特許ステルス技術により、外部インタフェースにIPをバインディングしない「トランスペアレント・モード」が利用できる。これにより、インターネット側からファイアウォールの存在を見えなくし、ファイアウォールに対する攻撃を回避することができるという。
Webベースの管理インタフェースが日本語化されているほか、1時間おきに、指定のアドレスにログをメールで配信することも可能という。
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