日本HP、性能と可用性を向上したStorageWorks EVAの新モデル

日本HPは、ミッドレンジストレージ「HP StorageWorks EVA」の新モデル「EVA8100/EVA6100/EVA4100」の3機種の販売を開始した。

» 2007年07月02日 18時17分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は7月2日、ミッドレンジストレージ「HP StorageWorks EVA」の新モデル「EVA8100/EVA6100/EVA4100」の3機種の販売を開始した。

 StorageWorks EVAは、仮想化技術により運用中のボリュームの拡張が可能なストレージ製品。搭載するコントローラがRAIDボリュームの再構築やディスクへの負荷分散を自動的に行うため、管理者の負担を軽減できるのが特徴。

 新モデルでは、新コントローラを搭載することで、従来比20%程度パフォーマンスを向上させたほか、ディスクドライブ障害に対する可用性を向上させるため、エンクロージャーにCTS(Cut Through Switch)を搭載。これにより、障害を起こしたHDDをほかのディスクに影響させることなく切り離せるようになった。運用管理ソフトウェアも強化されている。

 価格は、EVA8100が1312万5000円、EVA6100が678万3000円、EVA4100が363万3000円となっている。それぞれ7月下旬に出荷を開始する。

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