日本HPとソリトン、ICカードを使ったSSOソリューションで協業

ソリトンシステムズと日本HPは、ICカードを利用したWebアプリケーションのシングルサインオン(SSO)のソリューション展開で協業する。

» 2007年07月04日 16時23分 公開
[ITmedia]

 ソリトンシステムズと日本ヒューレット・パッカードは7月4日、ICカードを利用したWebアプリケーションのシングルサインオン(SSO)のソリューション展開で協業すると発表した。ソリトンが扱うICカード「SmartOn」とHPのSSOソフト「HP IceWall SSO」が機能連携する認証システムの販売を両社のパートナーを通じて展開する。

 SmartOnは、PIN(暗証番号)を使ってWindowsクライアントのログオンを安全に行うICカード認証のソリューション。一方のHP IceWall SSOは、複数のWebアプリケーションの認証情報を束ねることで1度のログオンですべてのアプリの利用を可能にするSSOソフト。両社は、SmartOn側でのWindowsクライアントおよびActive Directoryの認証と、IceWall SSO側でのWebアプリ認証が機能連携することを検証した。

 2製品の連携により、WindowsとWebアプリケーションの一元的なアクセスが可能になるほか、入退室、出退勤などICカードを使用するシステムとの認証連携が容易になる。両社は共同で、従業員1000人以上の中〜大規模企業や公的機関などを対象に、ソリューションの提案活動や販売体制の整備、パートナーの支援活動を行っていく。

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