日立ソフトと日本HPは、両社の製品を連携させ、安全性と利便性を両立させたシングルサインオンシステム「HP IceWall SSO−日立ソフト静紋連携ソリューション」を提供する。
日立ソフトウェアエンジニアリングと日本ヒューレット・パッカードは10月26日、両社の製品を連携させたシングルサインオンソリューション「HP IceWall SSO−日立ソフト静紋連携ソリューション」を提供することを発表した。
新ソリューションは、日立ソフトの指静脈認証システム「静紋」と認証データの管理システム「AUthentiGate」に、日本HPのWebシングルサインオンシステム「HP IceWall SSO」を連携させたものだ。これにより、HP IceWall SSOでの認証に、指静脈認証を活用することができる。
両社は、IDとパスワードの組み合わせの代わりに、偽装の困難な指静脈認証を組み合わせることで、第三者によるなりすましのリスクを軽減でき、ひいてはシステムの安全な利用と利便性の向上を両立できるとしている。また、ユーザー管理に要するシステム運用コストの削減にもつながるという。
日立ソフトでは11月1日より、HP IceWall SSO−日立ソフト静紋連携ソリューションの販売を開始し、日本HPと共同で導入提案活動を推進していく。出荷は11月30日の予定で、3年間で20億円の販売を見込む。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.