ニイウス、金融機関向けにASP型の災害対策ソリューションを発表

ニイウスは、業務継続に特化した金融機関向けASP型災害対策ソリューションとして「BANK/Z DR 災害時初動支援サービス」と「BANK/Z DR ジャーナル保管サービス」の提供を開始した。

» 2007年07月05日 15時56分 公開
[ITmedia]

 ニイウスグループで金融機関向けビジネスを担うニイウスは7月5日、業務継続に特化した金融機関向けASP型災害対策ソリューション「BANK/Z DR 災害時初動支援サービス」と「BANK/Z DR ジャーナル保管サービス」の提供を開始した。

 災害時、あらかじめデータセンターにバックアップされていた元帳データを基に、被災時でも仮取引を可能にするためのサービスが「BANK/Z DR 災害時初動支援サービス」。同サービスは、平時に元帳データのバックアップを日次でデータセンターに送信する。被災時は、データセンターのデータを用い、顧客からの現金払出に対する預金の残高照会や出金/解約取引、本人確認のためのCIF元帳照会、事故登録といった被災時に優先して継続すべき機能を提供できる。専用のソフトや専用のソフトウェアや勘定系端末を必要としないのも特徴。

BANK/Z DR災害時初動支援サービスのイメージ

 一方の「BANK/Z DR ジャーナル保管サービス」は、日中取引データのジャーナル保管を行うもので、日次のバックアップではカバーできない日中取引データをデータセンターにジャーナル保管するもの。両サービスを組み合わせることで震災時の業務継続が担保できる。

 いずれのサービスも沖縄にあるニイウス名護データセンターからASPサービスとして提供されるため、本土との同時被災リスクを回避できる。

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