IBM、AIX 6のオープン・ベータ・プログラムを提供開始

IBMは、同社のUNIX「IBM AIX」の最新版となる「AIX 6」のオープン・ベータ・プログラムの提供を発表した。正式リリースは2007年度第4四半期の予定。

» 2007年07月13日 14時04分 公開
[ITmedia]

 IBMは米国時間の7月12日、同社のUNIX「IBM AIX」の最新版となる「IBM AIX 6」のオープン・ベータ・プログラムの提供を発表した。コードは、数枚のCD-ROMまたはDVD ISOイメージとしてパッケージ化されており、独立系ISVやIBM System pサーバのユーザーは、同社のWebサイトからリンクをたどることで入手できる。なお、AIX 6の正式リリースは2007年度第4四半期の予定。

 同社のUNIXサーバ「IBM System p」上で動作するAIX。その最新版では、ソフトウェアベースの仮想化技術である「ワークロードパーティーション」(WPAR)、WPAR上のアプリケーションの再起動なしに物理サーバ間で移動させる「ライブ・アプリケーション・モビリティ」機能などが新たに追加されている。また、セキュリティ面での強化機能として、ロールベースのアクセスコントロールが可能となった。また、現在の最新バージョンである「AIX 5L」とは完全なバイナリ互換性があり、AIX5.2や5.3など2世代前のバージョンに対応したアプリケーションの互換性も保持しているという。

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