APC Japan、ホットスワップ機能搭載のラックマウントPDUを発売

APC Japanは、電源を止めずにネットワーク部分を交換できる機能を搭載したラックマウントPDUを発売した。

» 2007年08月01日 23時23分 公開
[ITmedia]

 APC Japanは8月1日、電源を止めずにネットワーク部分を交換するホットスワップ機能を搭載した一体型ラック用電源タップ(ラックマウントPDU)「Metered Rack-Mount PDU AP7833JP」を発売した。価格は8万円。

 ラック1本当たりの使用電流は通常20アンペア程度だが、現在は30〜50アンペアになることも珍しくなくなった。これにともない、過負荷による電源ダウンを未然に防ぐ対策の必要性が生じてきたわけだが、同社の「MeteredラックマウントPDUシリーズ」は、使用電流量を自動計測し、ディスプレイ表示するだけでなく、Web、SNMPなどのネットワークを経由して通知できる機能を備えることで上述の問題に対応していた。

 しかし、従来製品の弱点として、二系統受電の場合を除けば、ネットワーク部分だけが故障した場合でも機器全体の交換を余儀なくされ、電源を停止させる必要があった。

 今回発表された新製品では、電源を入れたままで故障したネットワーク部分の交換ができるようになったもの。

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