日本HP、LTO-4準拠のテープドライブを発表

日本HPは、LTO-4に準拠したテープドライブ「HP StorageWorks LTO-4 Ultrium 1840」を発表した。

» 2007年08月02日 14時48分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は8月2日、LTO-4に準拠したテープドライブ「HP StorageWorks LTO-4 Ultrium 1840」を発表した。

 LTO-4規格では、1世代前のLTO-3に比べ、カートリッジ当たりのデータ容量は1.6Tバイト(圧縮時)と2倍になり、転送速度も約1.5倍の240Mバイト/秒に向上している。

 同規格に対応したLTO-4 Ultrium 1840では、独自のデータレートマッチング機能を備え、テープの停止・再ポジショニングの頻発を防止する。ホスト障害時にOSとユーザーデータをテープメディアから直接リカバリできる「HP One-Button Disaster Recovery」(OBDR)機能を搭載している。下位互換については、2世代前までの読み取り、1世代前の書き込みが可能だ。

 LTO-4の特徴である暗号化機能は、無償バンドルされるバックアップソフト「HP Data Protector Express Software シングルサーバ版」を利用することで活用できる。

 価格は、内蔵型が102万9000円、外付型106万0500円。8月下旬に出荷する。

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