携帯とPCからSecond Lifeへアクセスする技術を開発、ティーカップ

ティーカップ・コミュニケーションは、携帯やPCのブラウザからリアルタイムにSecond Lifeへアクセスする技術を開発した。

» 2007年08月08日 15時31分 公開
[ITmedia]

 GMOインターネットグループのティーカップ・コミュニケーションは8月8日、携帯電話やPCのブラウザから仮想世界サービス「Second Life」へリアルタイムに通信ができる技術を開発したと発表した。Second Lifeへの進出を目指す企業にも提供する。

Second Life内でのリアルタイムチャットのイメージ

 開発した技術は、Second Lifeと外部のWebサイトとのリアルタイム通信を可能にするもので、ユーザーはSecond Lifeにアクセスをしなくても、PCや携帯電話のブラウザからSecond Life内にいるアバターとリアルタイムで会話ができる。

 これにより、Second LifeのユーザーではなくてもSecond Lifeのコミュニティーの様子を体験できるほか、Second Lifeのユーザーは外出先でPCを使わなくても携帯電話でコミュニティーのメンバーとチャットが楽しめるようになる。

 同社では、まずチャットサービス「みんなのチャット」とSecond Life内で運営する仮想型チャットサービス「Japan Resort」に開発した技術を導入し、両サービス間でのリアルタイムのチャットサービスを開始した。今後は同社が運営するレンタル掲示板やレンタルチャット、レンタルショップ、レンタルブログなどへの導入を進めるほか、Second Life進出を検討している企業へのコンサルティングサービスとして、同技術を提供していく予定だという。

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