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» 2007年11月19日 16時32分 公開

NECがIP新製品を発表――ユニファイドコミュニケーション事業を強化

ユニファイドコミュニケーションを推し進めるNECは、IPテレフォニーシステムの新製品を発表した。

[伏見学,ITmedia]

 NECは11月19日、カラー液晶ディスプレイ電話機「UNIVERGE IP Phone DT750」およびソフトフォン「UNIVERGE Soft Client SP350」を発表した。これらは同社が推進するユニファイドコミュニケーション(UC)に基づいた製品となる。価格は、DT750が9万8000円、SP350は1ユーザー当たり1万5000円で最小10ユーザーからの販売となる。2008年1月末から出荷開始となる。

カラー液晶ディスプレイ電話機「UNIVERGE IP Phone DT750」 カラー液晶ディスプレイ電話機「UNIVERGE IP Phone DT750」

 UCは音声、映像、アプリーケーションなどを統合させてコミュニケーションの効率化を図ることである。同社はUCの市場展開として「UNIVERGE ユビキタスワークプレース」という概念を提唱し、IPテレフォニーと業務システムの連携強化を進める。

 DT750は、XMLベースの液晶ディスプレイ(5.7インチTFT)を搭載しタッチパネル形式で操作する。通話制御プロトコルの1つであるSIPに対応したテレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」や業務サーバと連携することで、オフィスだけでなくPC環境がない場所からでも業務システムを利用できる。

 SP350は、PC上で通話を実現するアプリケーションソフトウェア。Microsoft Windows Vista対応の新製品は、従来の「DtermSP30」と比べ操作性や音声クオリティが向上したほか、追加サーバなしで最大8人までのビデオ会議が可能となった。

NECが推進するUCについて2010年にはUNIVERGE事業全体で5000億円の売り上げを目指す NECが推進するUCの展開(左)とUNIVERGE事業の拡大について

 販売戦略について、UNIVERGEパートナープログラムを通じて販売講習会やアプリケーション開発セミナーなどを実施し、セールスパートナーを支援していく方針。同社のUNIVERGEソリューション推進本部本部長である平田英之氏はグローバルでの販売目標を「2010年までに60万台、60万ライセンス」と明らかにした。

UC戦略について語る谷岸一善執行役員常務 UC戦略について語る谷岸一善執行役員常務

 UNIVERGE事業全体の展望について、同社の執行役員常務である谷岸一善氏は北米企業や欧州企業の買収など事業強化に向けた取り組みを紹介し、「2009年から2010年には売り上げ5000億円を目指す」と強調した。

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