NECとマイクロソフト、UC製品販売で協業強化

NECとマイクロソフトはUC領域で協業を強化、NECのIPテレフォニーサーバなどとOffice Communications Server 2007の連携製品を提供する。

» 2007年10月17日 21時42分 公開
[ITmedia]

 NECは10月17日、マイクロソフトの統合型コミュニケーションソフトウェア「Microsoft Office Communications Server 2007(OCS2007)」の販売において、ユニファイドコミュニケーション(UC)領域での協業を強化したと発表した。

 Microsoft Office Communications Server 2007は、Microsoft Office製品と連携して電話やインスタントメッセンジャー、Web会議などを統合的に利用できるサーバ用ソフトウェア。

 NECは、2006年5月からマイクロソフトと協業し、「Microsoft Live CommunicationsServer 2005」とNEC製のSIP(Session Initiation Protocol)対応IPテレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」を連携するミドルウェア「UNIVERGE OW5000」の開発やシステム販売を行ってきた。

 同社は協業強化により、「ソリューション」「デバイス」「PBX(構内交換機)」の3分野で連携製品の開発と拡販を進める。

 ソリューション分野では、UNIVERGE OW5000を使用したUCシステムを拡販する。デバイス分野では、パソコンとUSB接続して通話できるハンドセット「UTR-UC-1」を11月、PBXとOCS2007を接続する「メディア・ゲートウェイ」を12月から発売予定。PBX分野では、主にUNIVERGE SV7000を提供する。

 2008年度中にグローバル規模で販売体制を確立し、100社へのシステム導入を目指す。

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