Mac OS XとWindows版Safariのセキュリティアップデート公開

Mac OS X TigerおよびLeopardを対象としたアップデートは深刻な脆弱性を多数修正。Windows版Safariのパッチも公開された。

» 2007年12月18日 09時07分 公開
[ITmedia]

 米Appleは12月17日、Mac OS X 10.4.11/10.5.1のセキュリティアップデートと、Windows Vista/XP向けSafari 3βのセキュリティアップデートをそれぞれ公開した。

 セキュリティアップデート2007-009では、Flash Playerプラグイン、メール、PerlPythonRubySafari、Samba、Shockwaveプラグインの脆弱性など、Mac OS X 10.4と10.5に影響する多数の問題に対処した。

 この中には、細工を施したファイルを開いたり悪質なWebページを閲覧すると、任意のコードを実行される深刻な脆弱性も含まれている。

 一方、Safari 3β Update 3.0.4はWindows VistaとXPを対象としたアップデートで、Safari 3βのクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性1件に対処した。悪質なWebページを閲覧することでXSS攻撃を誘発され、重要情報が流出する可能性がある。なお、Mac OS X向けのアップデートは2007-009に含まれている。

 アップデートはMac OS Xのシステム環境設定から「ソフトウェア・アップデート」を選択して入手可能。Windowsの場合はAppleのソフトウェアアップデートページからダウンロードできる。

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