電池で動く手乗りサイズのアクセスポイント 九大が試作品

手のひらサイズの超小型無線中継・基地局「picoMesh LunchBox」の試作品が発表された。

» 2008年03月13日 15時53分 公開
[ITmedia]

 福岡県産業・科学技術振興財団と九州大学は3月13日、手のひらサイズの超小型無線中継・基地局「picoMesh LunchBox」の試作品が完成したと発表した。

 picoMesh LunchBoxは、基地局間の無線中継網を自動的に作るもの。設置するだけで無線LANの通信エリアを拡大でき、基地局設置の工数を削減できる。

 幅14.2センチ、奥行き11.2センチ、高さ5.5センチと手のひらに収まる筐体で、重さは990グラム。アンテナとバッテリを内蔵している。

image picoMesh LunchBox

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