組み込みシステムを提供するWind RiverとIntelが、車載用インフォテインメント向けLinuxで提携する。
米Intelと米Wind Riverは5月20日、自動車業界向けLinuxプラットフォームの開発で提携すると発表した。両社は共同で、車載用インフォテインメント市場向けにオープンソースプラットフォーム「Open Infotainment Platforms(OIP)」を開発する。
OIPは、標準ベースのハードおよびソフトウェア部品で構成され、車載インフォテインメント機器の開発に伴うコストの圧縮と効率の向上を目指すという。プロセッサには、今年4月に発表されたIntelのAtomを採用する計画だ。
Wind Riverは8月に、Moblin.orgでOIPの仕様とコードを公開する計画だ。
BMW Group、Bosch、Delphi、Magneti Marelliなどの自動車関連メーカーが、車載インフォテインメント市場におけるLinux推進戦略の支持を表明している。
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