シマンテックは昨年買収したAltirisによるエンドポイントの構成管理データベース製品などを発表した。
シマンテックは5月21日、PCなどエンドポイントの構成管理データベースソリューション「Altiris CMDB Solution」と、管理プラットフォームへの統合ツール「Symantec Endpoint Protection Integration Component」を発表した。
Altiris CMDB Solutionは、昨年買収したAltirisの技術とSymantecのエンドポイント管理ソリューションとの連携を図り、自動化された構成管理や外部データとの連携、ビジュアル性を取り入れた効率的な運用管理環境を実現するという。
提供される主な機能は、構成アイテムの自動検出やメンテナンス、外部データ連携、サービスやシステムなどの新規リソースの管理、ユーザーやタイプ別による変更履歴管理、追加構成アイテムのタスク作成や制御、リポーティング機能など。
Symantec Endpoint Protection Integration Componentは、Altiris CMDBの管理をSymantec Endpoint Protectionで行えるようにするための統合ツールで、無償提供される。同ツールを活用することで、可用性の向上やデータセキュリティの強化、TCOのさらなる削減が可能になるとしている。
新製品はいずれも6月30日から提供を始める。Altiris CMDB Solutionの参考価格は112万7700円。
このほか、クライアント管理の「Client Management Suite 6.0 Level 3」、サーバ管理の「Server Management Suite 6.0 Level 2」、サービス/資産管理の「Service & Asset Management Suite 6.5 Level 1」、インベントリやアプリケーション管理の「Asset Management Solution」、ヘルプデスクの「Helpdesk Solution」などのAltiris製品が新たに6月30日から提供される。
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