Opera、マルウェア対策のHaute Secureと提携Web経由の感染対策を強化

Webに隠されたマルウェアからユーザーを守るHauteの技術を、ブラウザ新バージョンのOpera 9.5に取り入れる。

» 2008年06月09日 08時40分 公開
[ITmedia]

 ノルウェーのOpera Softwareは6月6日、Webベースのマルウェア対策を手掛ける米Haute Secureとの提携を発表した。Webに隠されたマルウェアや悪質なソフトからユーザーを守るHauteの技術を、ブラウザの最新バージョン「Opera 9.5」に取り入れる。

 Opera 9.5ではHauteの技術を使ってFraud Protection機能を強化。改ざんされたWebサイトなどをユーザーが閲覧し、個人情報やパスワードを盗み出すマルウェアを知らないうちにダウンロードしてしまうのを防ぐ。

 既知のマルウェア配布サイトを登録したHauteのデータベースとOperaのFraud Protectionアーキテクチャを組み合わせることで、Operaユーザーは「全般的なコンピュータセキュリティを強化できる」と2社は説明している。

 Hauteの技術を組み込んだOpera 9.5はOperaのサイトで提供開始予定。リリース時期は明らかにしていない。

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