iPhoneからWindows、Macの画面が操作可能に

iPhoneをVNCクライアントにしてPCやMacの画面をコントロールできる。

» 2008年07月17日 15時17分 公開
[ITmedia]

 デンマークのMochaSoftは7月16日、iPhoneをVNC(Virtual Network Computing)クライアントにするリモート操作アプリケーション「Mocha VNC Lite」をApp Storeで無料公開した。日本のiTunes App Storeからもダウンロード可能。

 これを使うことで、VNCサーバをインストールしたWindowsマシンやLinuxマシンにアクセスし、画面を制御できる。Mac OS XにはVNCサーバが標準で含まれているため、環境設定のみでアクセスが可能だ。仮想キーボードによる文字入力ができ、ホストマシンのIMを使った日本語変換も可能だ。

iPhone上のMocha VNCの画面(左がWindows、右がMac)

 解像度は最大1680×1200。8ビットカラーと32ビットカラーをサポート。画面は縦横いずれも可能で、ピンチイン/ピンチアウトによる画面拡大・縮小ができる。ホストマシンの登録は6台まで。

 同社はフルバージョンの「Mocha VNC」を7月21日にApp Storeで発売した。価格は5.99ドル(日本では700円)で、Liteバージョンに、マクロサポート、Escapeキー、Tabキー、Fキー、カーソル移動キーなどが使える仮想キーボード、Ctrl+Alt+Delキー(Windows 2000で必要)が追加されている。

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