インターウォーブン・ジャパンはCMSの製品群にターゲットマーケティングを実現する新製品を追加したと発表した。
コンテンツ管理システム(CMS)大手のインターウォーブン・ジャパンは8月18日、CMSの製品群にターゲットマーケティングを実現する新製品を追加したと発表した。
製品名は「ターゲティング」。企業のウェブサイトなどにおいて、訪問者の年齢、地域、検索キーワードなどあらかじめ設定した区分に応じて、適切なコンテンツを提供できる。技術者でなくてもに簡単に設定できるのが特徴。
通販サイトなどを運営する企業が、サイト訪問者の興味や属性に沿った情報を提供することで、訪問者全体の中で商品を購入する顧客の比率を高めるなどの効果を見込める。従来は、この比率が2、3%と非常に低い例が多く、課題といわれていた。
新製品は、ユーザー情報を登録していない初めてのサイト訪問者に対しても、リファラーのURLや検索キーワード、ブラウザ、OS、地理情報、ページ遷移などの情報を基に、最適と考えられるコンテンツを提供できる。
インターウォーブンは主力CMS製品の「TeamSite」を利用する管理者向けに、コンテンツを関連付ける方法などの情報や、テスト環境を提供する。
9月1日から出荷を開始する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.