Nortel、企業向け3D仮想空間を開発

Nortelの「web.alive」では、アバターを使って社員同士のコラボレーションや顧客、パートナーとの交流ができる。

» 2008年08月23日 08時04分 公開
[ITmedia]

 カナダのNortel Networksは8月21日、企業向け3D仮想空間のプロトタイプを開発中だと明らかにした。

 「web.alive」は、同社が「Project Chainsaw」というコードネームで開発している仮想世界ソフトウェア。Web上の仮想空間で、アバターを使って社員同士のコラボレーションや、顧客、パートナーとの交流ができるという。

 Nortelは、web.aliveは従来の電話会議よりもリアルなコミュニケーションが可能で、企業はweb.aliveを企業ネットワークや既存のCRM(顧客関係管理)ソフトなどにつないで活用することができるとしている。社員がweb.alive上で共同作業することで、出張費を削減できるとも述べている。

 またNortelはこの日、3D音声技術を手掛けるDiamondWareの買収を発表した。DiamondWareはSecond Lifeの3Dボイス機能で利用されている技術を手掛けており、Nortelは同社の技術をweb.aliveに活用するという。

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