サイバード、強化版SSL証明書で企業サイトの信頼性強化

サイバードは、強化版SSL証明書の「EV SSL証明書」を導入。個人情報の取り扱いに関する取り組みをサイト利用者に伝えるという。

» 2008年09月25日 18時17分 公開
[ITmedia]

 モバイルサービスのサイバードグループは、自社のWebサイトに日本ベリサインの強化版SSL証明書「EV SSL証明書」を導入した。個人情報の取り扱いに関する取り組みをサイト利用者に知らせる。

 導入したのは、グループ持株会社サイバードホールディングスの問い合わせ受け付けページと、事業会社サイバードの中途採用ページ。問い合わせや応募などで氏名や住所、電話番号などの個人情報を入力するサイト利用者に対し、同社の正規サイトであることを証明するために導入した。

EV SSL証明書を導入したサイバードホールディングスのWebページ

 EV SSL証明書は、日本ベリサインがWebサイトを運営する企業の信頼性を証明するサービス。Internet Explorer 7やFirefox 3、Opera 9.5のWebブラウザで導入サイトにアクセスするとアドレスバーが緑色で表示され、閲覧者に正規サイトであることを通知する。

 サイバードホールディングスによると、従来から個人情報入力ページにSSL証明書を導入しているが、「モバイルサービスの利用者がPCの企業サイトを通じてコンタクトするような場合には、大切な内容であることも想定されるので、安心して利用してもらえるようにしたい」という。

 日本ベリサインによると、EV SSL証明書は世界6000サイト以上に導入され、決済業務などを行っている企業を中心に利用が広がっている。

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