「Microsoft Office 2007 SP2」は来年2〜4月に提供開始

Microsoftは、来年前半としていた「Microsoft Office 2007 SP2」の提供開始時期を2〜4月に絞った。

» 2008年10月24日 07時45分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは10月22日、「Microsoft Office 2007 Service Pack 2(SP2)」を、来年2〜4月に提供開始することを公式ブログで明らかにした。同時にSP2の内容についても一部情報を公開した。

 以前発表したように、SP2ではXML Paper Specification(XPS)と、Portable Document Format (PDF) 1.5およびPDF/A、OpenDocument Format(ODF)v1.1の文書形式を標準サポートする。

 そのほかの改良点は、デスクトップでは以下の通り。

  • Outlookのカレンダーの信頼性向上
  • Outlookのパフォーマンス向上
  • PowerPointとWordの表組でのオブジェクトモデルのサポート
  • Windowsの全暗号アルゴリズムをサポートすることによる暗号機能の向上
  • Excelのチャートメカニズムの機能性向上
  • 作図機能SmartArtのグループ解除機能の追加(結果としてPowerPointのSmartArt画像にアニメーション追加が可能に)

 サーバでは以下の通り。

  • ソースとターゲットページのリンク関係を修正できるSTSADMコマンドなど、エンタープライズコンテンツ管理(ECM)の性能と管理性の向上
  • Office Project Web AccessをOffice Project Professional 2007で開くプロセスの改良
  • Windows SharePoint Services 3.0でのリードオンリーのコンテンツデータベースとインデックス再構築タイマージョブの向上

 また、ここ数日の間に一部の企業ユーザーにSP2の非公開βテストへの参加を呼び掛けるという。

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