EMCジャパンはアプリケーションやサーバなどの上層階層、ストレージやネットワークなどのIT基盤、運用までを支援するコンサルティングサービスを開始した。
EMCジャパンは11月4日、ITインフラの問題を分析し、ソフトウェアやソリューション、コンサルティングサービスを提供する「次世代データセンター向けコンサルティング・サービス」の提供を開始した。データセンターの移転や統合の計画から実装までを支援する。
同サービスは、アプリケーションやサーバなどの上層階層、ストレージやネットワークなどのIT基盤、運用までを支援するもの。分析にはネットワーク、アプリケーション、サーバ、ストレージを自動で一元管理できる運用管理ツールを活用。インフラ全体の相関関係を分析し、IT基盤の最適化を提案する。遠隔地へのデータ移行には、災害対策ソフトウェア「SRDF」を使う。
今後は、データセンターの運営で生じる問題の発見や管理プロセス変更の自動化もサービスとして提供する。同サービスのメニューは以下の通り。
サービス名 | サービス内容 |
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次世代データセンター 統合・移転コンサルティング・サービス | 企業の統廃合、データセンターのスペースや電力不足などで生じるデータセンターの移転および統合を支援 |
次世代データセンター ITインフラ最適化サービス | 最適なデータセンターのITインフラ環境構築を支援 |
次世代データセンター 運用最適化サービス | データセンターの運用における投資の最適化を支援 |
次世代データセンター IT-BCP策定支援サービス | IT事業継続計画戦略の策定や災害対策計画の策定を支援 |
同サービスは、企業のITインフラを最適化する「情報インフラストラクチャ・コンサルティング・サービス」のメニューを拡充し、データセンターの移転や統合を検討する企業向けに特化したもの。サービスの開始に伴い、EMCジャパンは20人の専任技術者を配置した新組織を設立した。
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