「Firefox 3.1 Beta 2」では、自分の履歴を消去できるプライベートブラウジング機能が搭載された。
Mozilla Foundationは12月8日、次世代WebブラウザFirefoxの最新パブリックプレビュー版、「Firefox 3.1 Beta 2」をリリースした。Windows、Mac OS X、Linuxに対応する。日本語を含む54カ国語版がサイトからダウンロードできるが、Mozillaは、このリリースは開発者とテストコミュニティー向けであるため、リリースノートを読んでからインストールすることを推奨している。
ユーザーが自分の履歴を簡単に消去できる「プライベートブラウジング」機能を新たに搭載。ツールメニューから「プライベートブラウジング」を選択し、開いているウィンドウとタブを閉じて「プライベートブラウジングを開始する」を選択するとプライベートセッションが始まり、以降はWebサイトの閲覧履歴が保存されない。また過去の履歴も消去できる。
また、さまざまなWeb技術との互換性、レンダリング速度、使いやすさが向上したGecko 1.9.1レンダリングプラットフォームをベースとしており、TraceMonkey JavaScriptエンジンがデフォルトになった。
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