Freescaleが200ドル前後のミニノートPC市場への参入を表明し、参照設計を公開した。
半導体設計製造の米Freescale Semiconductorは1月5日、価格200ドル前後のミニノートPC市場への参入を表明した。成長著しい同市場向けの製品供給を目指すメーカーを支援する。
同社が公開したミニノートPCの参照設計は、ARM Cortex-A8技術による自社開発の「i.MX515」プロセッサを基盤としている。8.9インチ液晶ディスプレイ、UbuntuのLinux OS、Freescale開発の電力管理IC「MC13982」、低消費電力オーディオコーデック「SGTL5000」を搭載。1回の充電で8時間の連続使用が可能という。
Freescaleは現在、i.MX515とMC13982のサンプル出荷を行っている。i.MX515デバイスは2009年第2四半期に量産を開始、年末商戦にリリースされるNetbookに採用される。
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