DSM手法を用いてソフトウェアのアーキテクチャを分析するソフトウェアLattixは、ソフトウェアの品質や開発工数に影響を与える問題の発生を防止する。
テクマトリックスは、米Lattixが開発したソフトウェアアーキテクチャ分析ツール「Lattix4.8」日本語版の販売を開始した。
Lattixは、DSM(Dependency Structure Matrix)と呼ばれる手法を用い、Java、C/C++、.NETのソースコードのほか、OracleやSQLなどのソースファイルから構造を分析し、サブシステムやモジュール、ファイル、関数、変数といった構成要素の依存関係を表形式(マトリックス)で可視化した後に、影響度分析、メトリクス分析などを行うことでソフトウェアの品質と開発工数に影響を与え得る問題の発生を防止するもの。サブシステム間の相互参照や外部ライブラリの使用も可視化されるため、システムに対する変更の影響や、モジュールをコンポーネント化の推進、アーキテクトの意図を正確に反映したソフトウェア開発を進めることができる。
最新版では、UMLやSysMLのモデルデータも分析可能となったほか、SQL Server 2000への対応、購入した同時使用ユーザー数の範囲で製品を使用できるフローティングライセンスの導入などが図られた。
価格は、ノードロックのライセンスで年額59万8000円、フローティングライセンスがユーザー当たり年額15万円から。
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