前回も取り上げた、2009年新入社員の「型」を予想する企画。オルタナティブ・ブログ運営事務局「事務局だより」の<ホットピックス>みんなで予想。2009年の新入社員は何型かとしてもピックアップされ、今回の期間にも投稿があったので紹介したい。
ブロガー | ブログ | 2009年の新入社員「型」予想 |
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大木豊成氏 | 「走れ!プロジェクトマネージャー!」 | 2009年の新入社員は「クーリングオフ付き多機能炊飯器型」 |
砂金信一郎氏 | 「Azureの鼓動」 | 今年の新入社員は、カツ・コバヤシ型。育成次第でクラウドを使いこなす有能なニュータイプにもなり得るか |
玉川岳郎氏 | 「ニュータイプになろう!」 | iPhoneがきっかけではあるのですが、勝手に今年の新入社員像を表現する企画に乗ってみた |
林雅之氏 | 「『ビジネス2.0』の視点」 | 2009年度の新入社員は「アイススケート型」か「スマートフォン型」がいい!? |
オルタナブロガーの間で、Twitterを使うユーザーが増えている。加藤和幸氏「てくてくテクネコ」の使いこなせるのか、Twitterでも、新たにTwitterを使い始めた報告がなされた。
このTwitterを企業で活用できるか、という考察をしてみたのが、山口陽平氏「一般システムエンジニアの刻苦勉励」のtwitterみたいなマイクロブログを作るとしたらどう実装する?。
吉川日出行氏「ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦」のTwitterでの思いやり〜相手のノイズを減らしてあげるでは、Twitterの使い方について外国と日本との違いを考察。興味深く読ませてもらった。
そんな中で、興味を引いたのが工藤拓也氏「一人シリコンバレー男」のディスプレイの向こうに人間はいるのか?というお話だった。ある意味、ITmedia海外速報部・澤由紀子氏「海外速報部ログ」のオンライン遺言サービス、問題は自分が死んだのをどうやって知らせるかにもつながる内容に思えた。
急速に広がりを見せている「クラウド」。林雅之氏「『ビジネス2.0』の視点」のクラウドの本を7冊読みくらべしてみましたでは、林氏自身の著作も含めて、最近刊行されたクラウド関連本を紹介。また、クラウドと政府の新戦略では政府の動きも紹介している。
また、浦本直彦氏「Innovationを探しに行こう」のサービスコンピューティングシンポジウム - クラウドで9Kから解放される!?では、クラウドの普及によってIT業界が過酷な状況から解放されるのではないかという話と同時に、よりシビアな世界へ突入する可能性も示した。
吉川日出行氏「ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦」のマイクロソフトのBPOS投入でメール/グループウェアのSaaS化は加速するだろうや、内田隆平氏「日本のITは世界を制す!?」のNEC様がSugarCRMによるSaaSに参入で見られるように国内ベンダーもクラウドに関する動きを見せている。
気になることがあるとすれば、竹内克志氏「Software Development」のクラウドでもガラパゴス?で指摘された、日本のクラウドが国内向けなのはいかがなものかという点だ。佐藤比呂志氏「隠れた財産」の言葉の壁IT効率化を阻むで指摘された内容にもつながってくるが、言葉の問題がクリアにならないと、国際市場で負けてしまう可能性がある。それを逆手に取ってパスワードなどを日本語入力できるようになればセキュリティが向上するのではないか、というコメントに書かれた意見には思わず頷いてしまった。
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