日立は「オープンミドルウェア テクニカルアワード2008」を発表。JP1やCosminexusを扱うパートナーが対象となる。
日立は3月27日、同社のパートナー企業を表彰する「オープンミドルウェア テクニカルアワード2008」を発表した。
本アワードは、「アライアンス、プロモーション、ソリューション、テクノロジー、トレーニング」の各部門において、年間を通じ特に顧客満足への貢献度が高かった企業を表彰するもの。今回はサン・マイクロシステムズ、日本HPやNECといったベンダーに加え、NTTデータやインテックといったシステムインテグレーターが受賞した。日立のミドルウェア製品である「JP1」や「Cosminexus」は、外部機関による「パートナー満足度調査」において高い評価を得ており、同社ではこれらの製品を取り扱うパートナーとの連携を強めてマーケットインの製品提供やソリューション最適化に注力するとしている。
受賞したNTTデータは受賞に際し次のようにコメントした。「NTTデータの標準Java FWであるTERASOLUNA FWの推奨APサーバの1つとしてCosminexusを採用しているが、2008年度はその普及展開を推進するために、日立と協力して構築のためのガイドラインを作成した。この成果により、サイジングから環境構築までの作業品質が底上げされ、失敗しない基盤構築が可能になると期待する」
また同様に表彰された信興テクノミストは、「ユーザーの評価が高いCosminexusやJP1の技術者を多数育成することは、新規ビジネス開拓への大きなアピールになる。ユーザーへの提案フェーズで必要とされる総合的な知識を持った人材を増やすためにも提案認定コンサルタントの増員は急務。今後もパートナーとして、システムのライフサイクル全体にわたっての最適化を提案していきたい」と期待を寄せた。
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