Oracle決算、新規ライセンス収入が13%減

Oracleの3〜5月期決算は、景気後退と為替の影響を逃れず売上高は69億ドルで前年同期比5%減、純利益は同7%減の19億ドルだった。

» 2009年06月24日 10時05分 公開
[ITmedia]

 米Oracleが6月23日発表した第4四半期(3〜5月期)決算は、売上高は69億ドルで前年同期比5%減、純利益は同7%減の19億ドルで、1株当たり利益は38セントで4%減だった。為替の影響を除けば、1株当たり利益は9%増の42セントになるという。

 分野別にみると、新規ライセンス収入が13%減の27億ドル、ライセンス更新およびサポート収入は8%増の31億ドルだった。営業利益は3%減の29億ドルだった。

 通年では、売上高は前年比4%増の230億ドル、純利益は同1%増の56億ドル(1株当たり1ドル9セント)だった。

 第1四半期(6〜8月期)の見通しについては電話会見で、売上高は前年同期比3〜5%減、1株当たり利益を29〜31セントとした。この見通しには、同四半期中に完了する予定のSun Microsystemsの買収の影響は加味されていないという。

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