eTrustのアップデートを適用すると、Windowsファイルがマルウェアと認識されてシステムが機能しなくなるトラブルが報告されている。
米CAのウイルス対策ソフト「eTrust」でWindowsのシステムファイルの多くが誤ってマルウェアと認識されてしまい、システムが機能しなくなるトラブルが起きているもようだと、SANS Internet Storm Centerが8月13日付で伝えた。
SANSによると、このトラブルはCAが12日にリリースしたアップデート(シリアル番号33.3.7051)が原因で発生しているとみられ、Windowsシステムファイルのほか、eTrust自体のファイルの一部もマルウェアと誤認される可能性があるという。
問題のアップデートを既に適用してしまってトラブルが発生している場合、単純な解決策はなさそうだが、次のアップデートがすぐにもリリースされるだろうとSANSは予想。それまでの間、「オンアクセススキャン」の機能を無効にしておくといいかもしれないと解説している。
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