NSTはFortify SCAを利用したオンサイトによるソースコード診断サービスを開始する。診断環境をインストールしたPCのレンタルも行う。
NSTは9月28日、オンサイトによるソースコード診断サービス「CodeCheck-up LT」を開始すると発表した。本サービスはフォーティファイ・ソフトウェアが販売するソースコード脆弱性分析ソフトウェア「Fortify SCA」を利用する。同時にFortify SCAのレンタルサービスも開始する。
Fortify SCAは、アプリケーションの開発ライフサイクルにおいてソースコードの脆弱性を分析する製品。世界で500社以上に採用されているという。だがNSTは、特に短期間または小規模な開発プロジェクトで利用する場合に、導入費用およびFortify SCAを活用できる人材の育成について課題があったと指摘する。
この課題を解決するためNSTでは、CodeCheck-up LTを通じ、診断対象ソースコードが存在する現場に同社スタッフがFortify SCAを持ち込みソースコードセキュリティの分析からレポート生成までを行うという。
価格および対応言語は次のとおり。いずれも9月28日より申し込みを受け、10月1日より提供開始する。
サービス名 | 概要 | 税別価格 | 対応言語 |
---|---|---|---|
ソースコード診断サービス「CodeCheck-up LT」 | ソースコードをFortifySCAで分析し、レポートをCD-Rで提出 | 12万5000円/1回 | PHP、JAVA |
FortifySCAレンタルサービス | FortifySCAをインストールしたPCをユーザーに届け5営業日後に回収 | 12万5000円/5営業日 | C/C++、PHP、JAVA、.NET、JavaScript(FortifySCAの仕様に準じる) |
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