初登場も含めて、「セカイカメラ」が盛り上がりを見せた。しかしその中で、前回の1位と2位が上位に残っていたのはすごい。セカイカメラと同時に、Twitterのアカウント停止や、記者クラブ問題は読者の注目を集め続けていたわけだ。なお記者クラブ問題に関しては、後半で取り上げたい。
筆者が注目したのは、9位にランクインした加藤恭子氏「きょこ コーリング」の正社員で働きながらの副業、起業、自己実現が増えてきた気がする。これも、ご時世なのだろうか。今後の動向に注目したい。
それでは、9月17〜23日にかけて、オルタナブロガーがいったいどのような話題に注目してきたのか、振り返ってみるとしよう。
Twitterユーザーが増えるということは、使っていなかった人も使うようになるということだ。川上暁生氏「ITコンシェルジュの Try ! & Error ?」の遅ればせながら Twitter を使ってみてでは、なぜこれまで使わなかったのかを記していて興味深い。まだTwitterをやっていない人は、参考にしてみるといいかもしれない。また、ある程度使ってきたユーザーならば、加藤和幸氏「てくてくテクネコ」の【Twitter 800回記念】そろそろ使い方を考えるのように、これまでの傾向を分析して適正な使い方を模索してみるのもいいだろう。
日本のTwitterユーザーは、PCでブラウザからというよりも、iPhoneなどの端末からアプリで利用する人が多いのだろうか。松尾公也氏「CloseBox and OpenPod」のセカイカメラ前夜祭で出てきた単機能ARアプリたちでは、なかなか面白いiPhoneのTwitterアプリが紹介されている。iPhoneでTwitterを利用している人はいかがだろうか。
逆を突かれた感じがするのが、斉藤徹氏「ソーシャルメディア。マーケティングにどう活用するか?」のTwitterからブログへの自動投稿をセットしてみた。筆者もブログのフィードをTwitterにつぶやくツールは利用しているが、Twitterのつぶやきをブログへ投稿できるとはなかなか便利だ。以前Twitterでの連載小説が紹介されていたが、これにも応用できる。何より、つぶやきが日毎にまとめられるのだから、備忘録としても使えそうだ。だが、小林啓倫氏「シロクマ日報」のMIT の学生、Facebook からプライバシーを暴く技術を開発のように、オンラインのサービスは発言に気を付けないと大変なことになりかねない。便利さが増える一方で、危険も増していくのだ。
林雅之氏「『ビジネス2.0』の視点」の読書しながらTwitterでつぶやくTwiyomiがあったらどうだろうかも、なかなか面白い提案だ。
Twitterブームは、出版にまで広がっている。
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