世の中は諸行無常である。日本で唯一のPHS音声・データ通信サービス事業者であったウィルコムが2月18日、会社更生法の適用を申請した。方波見豊氏「破壊的イノベーションでキャズム越え」のPHSに支えられた時代、PHSを活用した時代、各社の撤退、そして経営破たん。 頑張れウィルコム!!や、須永啓太氏「イーコマースの兵法書」のウィルコム社の倒産報道について思うでも取り上げられた。かつてウィルコムの前身であるDDIポケットのPHSユーザーだった筆者は複雑な思いだ。このころPHSを使っていなかったら、その後の携帯電話の使い方も変わっていたかもしれないと思うからだ。
一方、携帯電話では、新しく登場するWindows Phone 7 Seriesに期待が集まっている。佐藤由紀子氏「海外速報部ログ」はWindows Phone 7のフォントは「Zegoe」で、ロゴのフォントに注目した。佐藤由紀子氏は、デザインに合う和文フォントが作れるのかと心配しているが、そこはがんばってくれるものと期待したい。
iPhoneでソフトフォンも動作することが、奥野栄倫氏「情報システムの在り方を考える」のVoIP over 3G の衝撃?iPhoneで試してみました。で検証された。これはなかなか興味深い。モバイルツールとして見られることの多いiPhoneの、携帯電話としての面目躍如といったか。
iPhoneの純正ツールを購入しようとすると、意外と高い場合がある。佐々木康彦氏「平凡でもフルーツでもなく、、、」のiPhone用の純正電源アダプタって別途購入すると3400円もするんですねぇ(驚では、安い代替品を購入するまでのいきさつをまとめている。
最近、オルタナブロガーの間で早起きが流行っている。この週は「坂本史郎の【朝メール】より」のTwitterも活用、早朝出勤継続のための5つのコツで、Twitterを活用することで、早起きの習慣付けをすることができると紹介していたのが興味深かった。Twitterの特性を生かした使い方と言えるだろう。
斉藤徹氏「in the looop」の秒間600回!ついにツイッター社自身がツイート数を発表。実は踊り場ない急成長が続いていた!にあるように、Twitterの成長の実態が発表された。さらに、小林啓倫氏「シロクマ日報」のTwitter社、社員数が140字……もとい、140名を突破では、Twitter社の社員数が、ツイートの文字数である140を超えたことも紹介されている。斉藤徹氏のTwitter創業者Biz Stone氏,創業時の超ハイテンション動画が熱い件で紹介された、「Twitterは技術ではなく、人間性の勝利だ」というメッセージからも、Twitter成長の理由がうかがえる。
さまざまなメディアで取り上げられているTwitterだが、松尾公也氏「CloseBox and OpenPod」の「巣鴨に慣れなくて」と「巣鴨のママで」では、Twitterがついにテレビドラマのテーマになったことが紹介された。
Twitterを活用してあらゆるイベントが中継されている。その際の参考になるエントリーを、ぜひ読んでほしい。
ブロガー | ブログ | イベント中継虎の巻 |
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砂金信一郎氏 | 「Azureの鼓動」 | Twitterを活用したTechDaysの楽しみ方(その2):高画質版のUST?でキーノートライブ配信 Twitterを活用したTechDaysの楽しみ方(その3):つぶやきでキーノート会場に参加しよう |
玉川岳郎氏 | 「ニュータイプになろう!」 | B2Bのイベントセッション。求められるのは見出し力と要約力 |
松尾公也氏 | 「CloseBox and OpenPod」 | ノイタミナ×AR三兄弟の発表会に行ってきた |
Twitterを客寄せのために使うことも増えているが、加藤恭子氏「きょこ コーリング」のTwitterでつぶやいて客を呼び込んでも、リピーターが増えないって?は注意したいものだ。岩永慎一氏「THE SHOW MUST GO ON」のマーケティングやPRなんだったら媒体特性と(仮称)読者の、そして商売している相手の属性くらい認識しようよ〜、とちょっとだけ思ったりしてみたや、大木豊成氏「走れ!プロジェクトマネージャー!」のTwitterマーケティング(?)は、地場からの発信がいいのかもも合わせて読んでほしい。
Twitter活用の失敗事例については、玉川岳郎氏「ニュータイプになろう!」のTwitter活用でちょっといろいろ大変な経験をした企業が自ら全貌を解説し、後進に学びの機会を作るという素晴らしい時代で、オンラインマーケティング勉強会の報告が行われてた。目を通すと役に立つはずだ。
注意しておきたいのが、斉藤徹氏「in the looop」の【緊急速報】フレンドリーなTwitterフィッシング詐欺DMが伝播中。ご注意を!で紹介されたようなスパムだ。新しいサービスには新しいわなが登場するもの。よく分からないリンクはむやみにクリックしないように気を付けたい。
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