「Google Readerは便利そうだが設定が面倒」というユーザー向けに、労せずして話題のニュースやブログを閲覧できる「Google Reader Play」がGoogle Labsから登場した。
米Googleは3月10日、ニュースリーダー「Google Reader」の“お手軽版”、「Google Reader Play」をGoogle Labsで公開したと発表した。
Google Readerと大きく異なるのは、視覚化されたユーザーインタフェースだ。コンテンツの概要を表示するメイン画面と、お勧めの記事のサムネイルを並べたサブ画面の2画面構造になっており、コンテンツに画像や動画が含まれている場合、それらが自動的にサムネイルとして表示される。スライドショーボタンをクリックすると、メイン画面に次々とコンテンツが表示される。
Google Reader Playが表示するコンテンツはGoogle Readerの「人気のアイテム」であるため、Googleアカウントでログインしたり、フィードを登録したりせずに話題のコンテンツを閲覧できる。ログインすればGoogle Readerでの設定を流用できるほか、「スター」「共有」「Like」ボタンも利用できる。気に入ったコンテンツを表示しながら「Like」ボタンをクリックすると、Googleがユーザーの好みを分析して以降のコンテンツ表示に反映させるので、手軽にカスタマイズできるという。
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