NEC、仮想PC型シンクライアントシステムの製品内容を強化

NECは、最新のWindows環境に対応するなどした「VirtualPCCenter」を発売した。

» 2010年04月02日 12時34分 公開
[ITmedia]

 NECは、仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」を強化した。

 対応する仮想化基盤ソフトにMicrosoft Windows Hyper-V 2.0を追加(従来はVMware vSphere 4)した。仮想PCのOSにWindows 7 Enterprise Editionを利用できる。クライアント端末から仮想PCへ自動接続するセッション管理数も、従来の2倍になる最大4万セッションに強化した。

 このほか、1人のユーザーが1つの仮想PCを利用する「MY仮想PC方式」と、仮想PCを複数の人間で共同利用できる「共用仮想PC方式」に対応する。仮想PC型シンクライアントシステム専用の外部ストレージとして、コントローラの性能強化やキャッシュ容量を増やした「VPCC SAN セットストレージS3」を製品構成に加えている。 

 強化したVirtualPCCenterは4月2日に発売。VPCC SAN セットストレージS3は4月5日から出荷し、価格は240万2000円から。

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