起業について、一言、二言、また一言：オルタナブログ通信（4/4 ページ）

[森川拓男，ITmedia]

iPhone 4はこれだけ変わった

　意外なことに、この小さいiPhone 4でも、iBooksでePub版『戦略プロフェッショナルの心得』を快適に読めます。Retinaディスプレイのおかげですね。電子書籍を読むためには、十分にiPADの代用になり得ると思いました。

　iPhone 4入手。3GSからどれだけ変わったか？【一般ユーザーの視点で】：永井孝尚のMM21

　iPhone 3GSとiPhone 4ではいったい何が違うのかを知りたい諸兄の参考になるのが、永井孝尚氏のiPhone 4入手。3GSからどれだけ変わったか？【一般ユーザーの視点で】というエントリーだ。気が付いた点を箇条書きで書かれているので、なかなか分かりやすい。例えば、薄くなった割りに重さは変わらずズッシリ感があるとか、表裏がガラスのために壊れやすそうな感じがするとか（ケースは必須とも）。カメラの性能は格段に上がっているという。

　何よりも大きな点は、「目の解像度の限界を超えた」ということで名付けられた「Retina(網膜)ディスプレイ」だそうだ。iPhone 3GSとiPhone 4を並べると、その違いは明確だそうだ。このことは、iPhone 4からiBooksの本を読んだレポートiPhone 4 + iBooksで『戦略プロフェッショナルの心得』ePub版を読むでも、取り上げられている。iPadでは見開き2ページで表示されるものでも、iPhone 4の場合は1ページ表示のようだが、それ以外はページ送りも快適な上、文字サイズの変更も簡単にできるとか。

　iPadを電子書籍リーダーとして使うには大きすぎる――そう考えている人にとって、iPhone 4は持ち運ぶのに容易な電子書籍リーダーとしても使える端末なのかもしれない。

電子書籍と絶版本と権利とわたし。

　いろいろ鑑みると、絶版本の電子書籍化というのも、気軽なものではないなーと思いつつ、「だったら似たようでちょっと違う内容の本を一から書いて、新たな電子書籍としてチャレンジしたほうがいいのかなとか、ぐるぐると考えてしまう夏の日なのでした。

　電子書籍と絶版本と権利とわたし。：普通のおじさんとソーシャルメディア。

　電子書籍元年と言われるだけあって、今年は電子書籍に関するさまざまな話題が出ている。その一方で出版不況の現状は変わらず、せっかく初版が完売しても、気軽に増刷してくれる状況ではないらしい。高木芳紀氏「普通のおじさんとソーシャルメディア。」の電子書籍と絶版本と権利とわたし。でも、処女出版を果たした本が、このままいくと絶版になってしまうことを嘆いている。同時に、電子書籍化できればという思いも打ち明けているが、出版社との契約が待ったをかけているようだ。絶版本の電子書籍化に駆けずり回るくらいなら、いっそその間に似ているけれど少し違う新刊を最初から電子書籍として出すというチャレンジをした方が良いのではないか――と思いを巡らせている。

電子書籍デバイスのカバー問題について

　自分としては移動時に画面だけを保護するミニマムなカバーでデザイン的に破綻のないものがあれば良いのにと思っています。

　「電子書籍デバイスのカバー問題について：栗原潔のテクノロジー時評Ver2

　iPhone 4は永井孝尚氏が「壊れやすそう」と感想を漏らしていたが、電子書籍リーダーはどうだろうか。カバーが閉まり、ディスプレイをガードする仕様ならばいいが、そうでない場合は、持ち運ぶ時にディスプレイがむきだしである。これでは、いつ壊れてしまうか冷や汗物だ。

　栗原潔氏「栗原潔のテクノロジー時評Ver2」の電子書籍デバイスのカバー問題についてでは、そんなカバー問題について触れている。かといって、「電子書籍を始めとする携帯機器はガンガン使って普通に傷ついて何ぼだと思っていますので厳重なカバー付けっぱなしというのはあまり好きではありません」という栗原潔氏は、移動時に画面を保護できるカバーが欲しいという。

　携帯電話などにも使う画面保護シートはどうかと思ったが、栗原潔氏は「きれいに貼れませんし、テカテカになってKindleのせっかくのつや消しディスプレイの見やすさが台無しになる可能性があります」と一刀両断。また、iPadのようなタッチディスプレイの場合は、レスポンスに影響を与える可能性もあるのではと指摘している。

　アタッシェケースにウレタン製のクッションが効いた書類入れがあるので、普段はそこに入れて持ち歩いているそうだが、Kindleを運ぶためにアタッシェケースを持ち歩くわけにもいかない。ぜひ、デザイン的にも破綻のない、移動時に画面を保護するカバーを開発して欲しいものだ。

　以上、7月22〜28日にかけてオルタナティブ・ブログへ投稿されたエントリーの中から、紹介させていただいた。本稿からオルタナティブ・ブログに興味を持たれたならば、ぜひほかのエントリーも読んでほしい。

　オルタナティブ・ブログは、新着エントリー一覧から新着を簡単に閲覧可能だ。フィード配信もされており、iPhoneやiPadなどを使えば、外出先からでも効率的にチェックできるのだ。

　また、ブロガー一覧や、新規参加ブロガーからはブロガーからエントリーのチェックができる。読者から注目されている旬のブロガーは、月間ブロガーベスト30で一目瞭然である。

　オルタナティブ・ブログから、ITの今を知る新たな発見があるに違いない。

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