それでも、テレビを買わない理由オルタナブログ通信(3/5 ページ)

» 2010年12月03日 17時03分 公開
[森川拓男,ITmedia]

フィッシングスパムに要注意!

 普段の癖で、最初のユーザー登録画面でいつものパスワードを入れたりすると、GmailのIDとパスワード、さらに生年月日と、ネットで個人認証される際の重要情報が相手に筒抜けになってしまうカラクリです。

 【注意】Shoppybag.comから、知り合いの名前でメールが届いたら、即削除です!:永井孝尚のMM21


 ある日知り合いの名前で、新しいサービスへの登録を促すメールが送られてくる。このような経験をした人は多いだろう。筆者が登録しているサービスの幾つかにも、「友人を招待する」というシステムがあり、そこから、友人に登録を促すメールを送信できるようになっている。

 しかし、いくら知人の名前でメールが来たからといって、むやみに信用してはならないという実例が、オルタナブロガーによって紹介された。永井孝尚氏「永井孝尚のMM21」の【注意】Shoppybag.comから、知り合いの名前でメールが届いたら、即削除です!で取り上げられた「Shoppybag.com」だ。詳細はエントリーを読んでいただきたいが、途中に出てくるGoogleアカウント認証画面では、「GoogleとShoppybag.comは提携関係にありません。サイトが信用できる場合のみアクセスを許可してください」というメッセージが表示されるようだ。

 とにかく、「Shoppybag.com」から届いたメールは即削除するのが賢明だ。

電子書籍の展望

 やはりここは紙ありきの企画ではなくて、電子版を起点とした企画で何か成功事例を生み出していくことが求められているのだろうな…と思った今日この頃です。

 SONYがiPhoneとAndroid向けの電子書籍リーダをリリース。音楽・映像と同様の対立構図が電書市場にも波及か!?:平凡でもフルーツでもなく、、、


 「電子書籍元年」という言葉は、もはや世間から忘れ去られたのだろうか。いや、そんなことはない。どちらかといえばこれからが本番であり、後年になって2010年=電子書籍元年として改めて定義される年になるのかも分からない。そのぐらい、さまざまなことが起きた1年であった。

 佐々木康彦氏「平凡でもフルーツでもなく、、、」のSONYがiPhoneとAndroid向けの電子書籍リーダをリリース。音楽・映像と同様の対立構図が電書市場にも波及か!?では、そんな1年を「電子書籍『自炊』元年だったのかも」と振り返っている。

 確かに電子書籍そのものは、今年始まったものではない。今年大きな動きがあったのは、電子書籍にまつわる周辺ビジネスだ。

 とすれば、2010年は「電子書籍元年」というよりは、「電子書籍ビジネス元年」なのかもしれない。そして今後の電子書籍は、佐々木氏の言うように、「やはりここは紙ありきの企画ではなくて、電子版を起点とした企画で何か成功事例を生み出していくことが求められている」に違いない。読者はどう思われるだろうか。

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