セキュアブレイン、クラウド技術を利用したウイルス対策ソフトを発売

セキュアブレインは、ウイルス対策ソフト「gred AV アクセラレータ 2.0」の有償版を新たに発売する。

» 2010年12月07日 13時26分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 セキュアブレインは12月7日、ウイルス対策ソフト製品「gred AntiVirus アクセラレータ 2.0 Plus」を発売した。以前から提供する無償版の名称を「gred AntiVirus アクセラレータ 2.0 Free」に併せて変更し、最新版を公開した。

 無償版の「gred AntiVirus アクセラレータ 2.0 Free」は、ウイルス検出の機能をインターネット上で提供するほか、最新のウイルス情報を世界中のユーザーが共有する「免疫情報コミュニティ」という仕組みを提供する製品。免疫情報コミュニティには約1700万種類のウイルス情報が登録され、既存のウイルス対策ソフトと併用することで、最新のウイルスの検出精度を高められるという。

 新たに提供する有償版では無償版の機能に加え、圧縮ファイルやパッカーによって難読化されたファイル、電子メール、オフライン環境のスキャンが可能になった。このほかrootkitの検知と削除、レジストリおよびファイルシステムの修復機能も搭載する。なお、有償版ではオフライン環境のスキャンに独自のエンジンを使用するため、既存のウイルス対策ソフトとの併用ができない。

 有償版と無償版はいずれも同社のオンラインショップで入手可能。有償版の価格は2480円(1ユーザー1年契約版の場合)などとなっている。

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