日々、約250人のブロガーによって、ITにまつわる時事情報などが発信されているビジネス・ブログメディア「ITmedia オルタナティブ・ブログ」。その中から今回は、「Facebook」「IPv4アドレス枯渇」「Twitter」「情報遮断」などを紹介しよう。
先日、断腸の思いでfacebookの「知らない友達」を削除しました。実に、一気に半分になってしまいました。
春になると気になるのが、ヤマザキ「春のパン祭り」。パンに貼られている点数シールを集めると、もれなく特製の皿がもらえるというキャンペーンだ。このキャンペーンをもじったのが、「春の垢BAN祭り」――Facebookで大量のアカウントがBAN(ログイン禁止やアカウント凍結)だ。
ブロガー | ブログ | Facebookのアカウント削除、私はこう思う |
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上田修子氏 | 「実践!SixDegree」 | 垢BAN祭りだワッショーイ?! |
小林啓倫氏 | 「シロクマ日報」 | 「垢BAN祭り」はFacebookの価値を損ねない |
村上福之氏 | 「村上福之の「ネットとケータイと俺様」」 | Facebookの春のBAN祭りで6億人の信憑性がさらに怪しくなる |
斉藤徹氏「In the looop」のFacebook、映画「ソーシャルネットワーク」の影響で国内会員数が急増。一日1.5万人増ペースににあるように、日本でもユーザー数が増加傾向にあるFacebook。そんな中、村上福之氏「村上福之の「ネットとケータイと俺様」」のFacebookの春のBAN祭りで6億人の信憑性がさらに怪しくなる では、今回の「垢BAN祭り」を受けて考察を進めている。注目なのは、村上氏の「ユーザーとしてSNSを使う時、とても大事なのは、何人使っているかではなく、あなたとつながりたい人が使っているかどうかなので、ユーザー数なんか、どうでもいいと思います。人生は短いので友達になれる人数なんてしれてますからね」というところだ。上田修子氏や小林啓倫氏も、それぞれの論調で取り上げているので、ぜひ読んでいただきたい。
Facebookの友達に関しては、岩永慎一氏「THE SHOW MUST GO ON」のFacebookのアクティブユーザーが6億人だって?そんなの誰もいないのと一緒じゃないの?という暴論が興味深い。そして、高木芳紀氏「普通のおじさんとソーシャルメディア。」のfacebookの友達承認についてのわたくしの結論が、Facebookの友達に対する感情の揺れを、分かりやすくまとめている。その後、高木氏はfacebookの友達を半分に減らしたらどうなったか?と進む。結果は、「何か変化があったかというと、何もありません。何も変わりませんですね」という。逆に、「知らない友達から届くイベントの招待状などが減る分、情報の精度は上がるし、良いことのほうが多いかも」と続き、「知らない人に何かの招待状を送り続けたとしたら、完全にスパムの仲間入りですもんね」とも言う。FacebookやTwitterなど、ソーシャルメディアにおける“友達”は、表面的な人数だけを集めてしまいがちだが、その効果をいま一度考えてみるといいのかもしれない。
今回の「オルタナブログ通信」は、2月3〜9日にかけて「オルタナティブ・ブログ」へ投稿されたエントリーの中から、冒頭で取り上げた「Facebook」のほか、「IPv4アドレス枯渇」「Twitter」「情報遮断」などを紹介する。読者がオルタナティブ・ブログを読む際の参考にしていただければ幸いだ。
それではここで、2月3〜9日を2月1週とした、過去8週分のオルタナティブ・ブログへの投稿状況グラフを見てほしい。
この3週間の投稿総数は、ほぼ横ばいで推移している。高水準安定といったところだろうか。その中でも、2月3日に金子憲太郎氏「People behind Web」、2月8日に高橋誠氏「点をつなぐ」と、久しぶりに新ブロガーが誕生した。これからの投稿が期待される。
それでは、今期間の全エントリーにおけるキーワードランキングを見ていただきたい。
順位 | キーワード(カテゴリー) | エントリー数 | 先週順位 |
---|---|---|---|
1 | 社会 | 54 | →(1) |
2 | ビジネス | 39 | →(2) |
3 | 書評 | 18 | ↑(9) |
4 | 17 | ↑(18) | |
17 | ↑(5) | ||
テクノロジー | 17 | ↑(11) | |
7 | 雑感 | 15 | ↓(5) |
スポーツ | 15 | ↑(9) | |
ソーシャルメディア | 15 | ↑(8) | |
10 | アプリケーション | 13 | ↑(15) |
ここのところあまり大きな動きがなかったキーワードランキングだが、「書評」が3位に急浮上したほか、「Facebook」「Twitter」が同率4位に、「ソーシャルメディア」が7位に入ったのに注目。特にFacebookに関しては、冒頭で取り上げた話題もあってか、18位からのランクアップとなった。国内ユーザーも増えてきた今、これからの動向が気になるところだ。
ベスト10以下では、同率11位に「イベント」「ストリーミング・動画」「ネットワーキング」(12)、同率14位に「Android」「モバイル」(10)と続いた。なお、今回は「スマートフォン」や「iPhone」が振るわず、大きく順位を落としている。
それでは、2月3〜9日にオルタナブロガーが取り上げた話題を振り返ってみよう。
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