富士通、基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」シリーズに10コアCPUモデルを追加

富士通は、PRIMEQUEST 1000シリーズに「インテル Xeon プロセッサー E7ファミリー」を搭載した5つの新モデルを追加し、販売を開始した。

» 2011年04月26日 21時24分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 富士通は4月26日、CPUに「インテル Xeon プロセッサー E7ファミリー」を搭載した基幹IAサーバ「PRIMEQUEST 1000シリーズ」の新モデルの販売を開始した。5月31日から出荷する。

 新モデルでは、プロセッサ1基当たり最大10コアの最新CPUを採用したことで、性能を従来比1.2倍に高めたほか、最大メモリ容量も2倍に増加させた。また、これまでサポートしていたLinuxやWindows Server、同社のメインフレーム用OS「OSIV/XSP」に加えて、新たに同社のオフコン用OS「ASP」にも対応。これにより、プライベートクラウド基盤上で既存アプリケーション資産を継承したまま、最新のプラットフォーム環境を構築できるとしている。

 新モデルの特徴や価格は次の通り。2014年3月末までに「PRIMEQUEST」全体で2000台の販売を見込んでいる。

モデル名 最小構成標準価格(税別) CPU/コア数
PRIMEQUEST 1400S2 340万円から 最大4CPU/40コア
PRIMEQUEST 1400E2 740万円から 最大4CPU/40コア
PRIMEQUEST 1800E2 1180万円から 最大8CPU/80コア
PRIMEQUEST 1400L2 960万円から 最大4CPU/40コア
PRIMEQUEST 1800L2 1540万円から 最大8CPU/80コア

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