16GbpsのFC対応スイッチ、日本HPが発売

日本HPは、大規模SAN向けに16Gbps ファイバチャンネル(FC)に対応したスイッチと、ネットワーク管理ソフトを発売する。

» 2011年07月04日 12時38分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(HP)は7月4日、16Gbpsのファイバチャンネル(FC)スイッチ「HP SN8000B Director」および32/48ポートの16Gbps FCブレード、統合ネットワーク管理ソフトウェア「HP SAN Network Advisor」を発表した。7月下旬から提供を開始する。

 HP SN8000B Directorは、大規模なストレージエリアネットワーク(SAN)での統合ネットワーク化を支援するダイレクタースイッチ製品の最上位モデル。帯域幅の従来の2倍に拡張し、大量データを取り扱うクラウド環境でも安定した通信環境を提供するという。製品ライアンアップは、8スロット搭載の「SN8000B 8-Slot SAN Director」と、4スロット搭載の「SN8000B 4-Slot SAN Director」の2機種。

 併せて発表した16Gbps FC対応ブレードは、既存の64ポートの8Gbps FCブレードやFCIP SAN extensionブレード、Fabric-based encryptionブレードなどをサポートし、既存資産を有効利用できる。HP SAN Network Advisorでは、16Gbps FC SANインフラのほか、FICON、FCIP tunnel、暗号化スイッチ、HBAなど構成において統合的な運用監視機能を利用できる。

 価格は、「SN8000B 16G-4S SAN Director」が735万円から、「SN8000B 16G 48-port FC Bladeが1575万円から、「SN8000B 16G 32-port FC Blade」が1155万円から、「SAN Network Advisor Enterprise 使用権」が787万5000円など(いずれも税別)。

変更履歴……メーカー発表の価格表記の訂正に伴い、記事を修正しました(2011/7/8)

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