HTCのWindows Phone 7.5搭載スマートフォン「TITAN」は、4.7インチの大画面と9.9ミリという薄さが特徴。10月発売の予定だ。
台湾のHTCは9月1日(現地時間)、米MicrosoftのモバイルOS「Windows Phone 7.5(コードネーム:Mango)」搭載のスマートフォン2モデル、「TITAN」と「Radar」を発表した。同社初のWindows Phone 7.5スマートフォンになる。10月に欧州とアジアで発売するという(日本で発売するかどうかは不明)。価格は未定。
「HTC TITAN」は、4.7インチ(解像度はWindows Phoneの最大サイズである480×800)の大画面と9.9ミリという薄さが特徴の大型スマートフォン。サイズは131.5×70.7×9.9ミリで重さは160グラムだ。プロセッサは1.5GHzのシングルコアSnapdragonで、メモリ容量は16Gバイト。カメラは背面(800万画素)と前面(130万画素)の2台を搭載。ネットワークはWi-Fi、Bluetooth 2.1、HSPA/WCDMA 850/900/2100MHz、GSM/GPRS/EDGE 850/900/1800/1900MHzに対応する。
「HTC Radar」は、TITANより小型でスペックもやや低いエントリーモデル。ディスプレイは3.8インチ(解像度は480×800)、サイズは120.5×61.5×10.9ミリで重さは137グラム。プロセッサは1GHzのシングルコアSnapdragon、メモリ容量は8Gバイト。カメラは背面(500万画素)と前面(VGA)の2台を搭載する。ネットワークはWi-Fi、Bluetooth 2.1、HSPA/WCDMA 900/2100MHz、GSM/GPRS/EDGE 850/900/1800/1900MHzに対応する。
いずれもユーザーインタフェースはWindows Phoneのメトロデザインで、HTCのAndroid端末ではおなじみの「HTC Sense」が前面に出ていることはない。発表文には明記されていないが、画像を見るとホームページのライブタイルに「HTC Hub」があるので、ここからHTC Hubのサービスを利用できるようだ。
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